サブジェクトエリア

DMBOK2「第3章データガバナンス」のサブジェクトエリアを要約すると、サブジェクトエリアについては、次のように述べられている。
・日本語では「対象領域」あるいは「業務対象領域」と表現される。
・データガバナンスを実施する基本単位である。
・同単位でデータスチュワード、SME(※1)らが任命される。

※1 Subject Matter Expert。対象領域の専門家を指す。

つまり、サブジェクトエリアとは、組織の単位に表される「業務領域」と捉えると分かりやすいだろう。ただし、企業内の物理的な組織とは、必ずしも一致しないケースがあるので少し注意が必要である。
例えば、製品ごとに事業が分かれている企業であれば、製品の製造工程、使用する材料や設備、品質管理の方法などが異なると想定される。このような場合には、同じ生産領域でも事業ごとに別のサブジェクトエリアを設定する。逆に複数の拠点で生産していたとしても、製造工程や品質管理方法などが標準化されているケースもある。この場合、生産領域は1つと設定する。
このように、事業や拠点が異なる場合でも、同じやり方で業務が遂行されているかを見極めることが重要である。

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