データマネジメント成熟度モデル(DMM)

DMBOKではデータマネジメント成熟度モデル(Data Management Maturity Model:DMM)を次のように定義している。
「組織内で実施されているデータ関連業務に対してランク付けするための方法。データマネジメントの現状とそれが組織に与える影響を明らかにする。」
(DAMA日本支部&Metafind (2018), データマネジメント知識体系ガイド 第二版, p. 572,図103コンテキスト図より引用)

データの価値はビジネスにいかに貢献するかで決まる。日々の激しいビジネス変化に応じて、データの価値も変動する。
データマネジメントはデータの価値を向上させていく活動なため、現在の活動が最適なものか、定期的に評価(アセスメント)する必要がある。
DMMはこうした評価の基準となるモデルで、企業のあるべき像と比較して、現在のデータマネジメント活動がどの程度のレベルにあるのか可視化してくれるものである。
また、より上位のレベルの活動を確認することで、今後の改善の方向性を関係者間で共有でき、データマネジメント活動の見直しのインプットにもなる。

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