データポリシー
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『データポリシーとは、データとインフォメーションを生成し、取得し、健全性を保ち、セキュリティを守り、品質を維持し、利用するといったさまざまな活動を、統制する基本的なルールと、それらに共通する原則と管理意図を盛り込んだ指示文書である。』(DMBOK2「第3章データガバナンス」より抜粋要約)
組織に データマネジメント を導入するためには、その考え方や方針を表明する文書を作り、組織内に公開する必要があります。この際の文書を「データポリシー」と呼びます。ポリシーとはもともと政策や方針を意味する言葉です。組織に浸透しているポリシーには、情報セキュリティポリシーやプライバシーポリシーなどがあります。データポリシーも、これらと同じ役割のものと考えて差し支えありません。
冒頭でもご紹介した通り、データポリシーは「原則・管理意図」と「基本ルール」で構成されます。「原則・管理意図」とは組織としてのありたい姿を表し、「プリンシプル」とも呼ばれます。また「基本ルール」とは遵守すべき行為や判断基準を表し、これをもとに「標準(スタンダード)」や「運用手続き(プロシージャ)」へと具体化されます。